HOW TO GROOVE
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一番単純なリズムを思い浮かべてください。
(1,2,1,2,) 2拍子でしょうか。
(1,2,3,4,1,2,3,4,)4拍子でしょうか。あるいは
(1,2,3,1,2,3,) 3拍子でしょうか。
とりあえず、そういったリズムは忘れてみましょう。唐突ではありますが、忘れることによってリズムの世界が大きく開けます。
足を交互に踏み鳴らして見ましょう。
2拍子のようですが、どちらの足が1拍目ということはありません。ただ交互に鳴らすだけです。
これがリズムのベースになります。
これはリズムというより、ビートです。リズムには始まりと終りや、区切りや、のりがありますが、ビートにはどれもありません。ビートは色がなく、永遠です。極端に言えば、私たちが音を出さなくてもいつでも流れています。規則的な音を出すことによってそれが現われるわけです。
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